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Nagoya / Osaka / Sapporo / Tokyo

名古屋レインボーホール 2001.07.24-25
まずオープニングはそれぞれの目のアップの映像から。最後に6人のシルエットが映し出されて、一番下(メインから一番遠いところ)の小さいステージから登場。今まで使ったことのないスゴい装置というのは正面のスクリーンだと思います。使い方によってスクリーンの後ろが透けて見えたりしていて、本物から映像への切り替えみたいなのができるようになってました。どういう仕組みなのかはイマイチよくわからなかったですが。でも画質的にはイマイチ。

『愛のMelody』:最初イノッチしか歌ってなくて『?』と思ったら客席に歌わせる演出だったようです。(じゃあ何でイノッチだけ歌ってたのかは謎(笑)。)

『IN THE WIND』:アレンジされて渋い大人の雰囲気になっていて、かなりカッコいいです。(少年隊の『まいったネ 今夜』みたいな感じの曲調。)

『Over Drive』:モニターに流れるプロモーションビデオ風の映像で二人が大金を手にするんだけど、長野くんが酔いつぶれて寝てる間に、お金を一人占めしようと企む剛くんの後ろに銃を持った長野くんが…というストーリーが折り込まれていて、その後『逃亡者』まではその流れの演出になってました。去年の夏コンの『推察の最中で』から(大阪は『まだまだ』から)『野性の花』までの感じで想像していただけるとわかりやすいかと。その後の『雨の夜と月曜日には』は、それぞれが順番にソロで歌って行ってイノッチのときに剛くんが出てきて邪魔をするんですが、それで一時中断した後、剛くんがまた最初から歌い直しながら恥ずかしそう(?)に笑ってるのが非常に可愛かったです(笑)。

『Take it easy』:トニコンと同じ振り。知らないわって人は『VERY HAPPY!!!』でやってますのでご覧ください。今回は途中からカミセンも参加。(踊りのみ)
この曲の途中で剛くん以外のメンバーがしゃがんだり中腰だったり立ってたり…で階段みたいなのを作って、剛くんがメンバーの上を駆け上がって行ってくす玉割ってました。くす玉から出て来た文字が後ろ向きで読めなくて、『後ろ向きなスタートですね。』とか言われたり(笑)。MCではケーキのろうそくが細ーいの3本だけで『線香みたい』とか散々ないじられようだったけど、お祝いムード満点でよかったです。
ついでに誕生日の他のメンバーの反応。
長野くん:『夢の中で(誕生日おめでとうの)メールを送っててそれで送った気になってた。』
イノッチ:『24日になったら電話しようと思ってたけど、忘れてた。』
健くん:24日になってすぐにハート10個付きのお祝いメールを送った後、坂本くんの部屋を襲撃。『お誕生日おめでとう。じゃ。』とすぐ立ち去ったらしい(笑)。
残り2名は不明です(笑)。

ミミセン:『ナニガナンデモ』ですごい早さで突っ走る剛くん(笑)。後で『ギター、ちゃんとドラムの音聞けや。』とツッコまれて『聞こえねぇよ!』とキレる剛くんが素敵。手汗がスゴイって言ってたので、かなり緊張して…たんでしょうか(笑)?あとは15秒で終わる『燃えろ紅しょうが』、最初の課題曲『ANACHY IN THE U.K.』を。『ANACHY〜』は最初はすごくいい感じだったんだけど、中盤あたりからボロボロ。ミミセンはお兄さんのように剛くん健くんを心配して見てる准くんがいいですね(笑)。一番年下とは思えないわ。

『ニコ(^ ^)ニコ』(ニコニコと読んでください):イノッチ作曲、健くん作詞の曲。坂本・岡田でギター、長野くんがコンガ(縦に長いでっかい太鼓)、イノッチがギター&ブルースハープ、剛くんがマラカス(とうもろこしの形)、健くんが…何だっけ?タンバリンだったかな。非常に健くんらしいかわいらしい曲なんですが、書いた本人が歌詞を覚えてないらしい。。見どころはブルースハープを吹くイノッチの顔が面白い(剛くん談)。ブルースハープは吸って吹いてで音を出すんですが、この曲は吸うばかりらしく、途中でもう空気の入る余裕がなくなるんだとか(笑)。カメラマンさんもちゃんとイノッチが吹くところになるとアップにしてくれるので楽しいです(笑)。

『JUST YOU CAN MAKE ME HIGH』:『Over Drive』と同様プロモーションビデオのような映像付きで、でもこちらは特にストーリー性はなくお互いを写真で撮り合ったり…とのんびりした感じ。ビルの屋上で寝転がってたりとか。

『出せない手紙』:准くんが正面の大きなモニタの前でピアノ演奏してるんですが、そのバックが一面のヒマワリで雰囲気よくていい感じでした。サイドのモニタには歌詞も出てるので、一緒に歌えます。恐らくコレがテレビで歌うときの歌のサイズだったと思うんですが、結局イノッチのソロはなくなってました。

『Kick off!』:バックで踊るトニのダンスがめちゃくちゃカッコいいです。コレは必見。ここ最近で一番踊ってるんじゃないでしょうか(笑)。最後に全員で小さいサッカーボールを客席に蹴ってました。

『over』:坂本くんが途中で涙ぐんでいたという話もあるのですが、見てなかったのでわかりません。。20代の頃の苦労でも思い出してたんでしょうかね。
*大阪MCによると、誕生日を祝ってもらったのがものすごく嬉しかったんだそうです。メンバーは誰も泣いていたことには気づかなかったとか。

その他:ちょうど私たちの前のクレーンに長野くんが乗っていたときに、クレーンがガクッとなってアセってる長野くんが面白かったけど、あの高さだったら乗ってる方はめちゃ恐いだろうなぁ。ちなみにイノッチが乗ってるときもちょっとだけそういう動きをしたんですが、無反応でした(笑)。
今回は誰もソロ曲がないということに当日寝る前に初めて気がついたんですが(笑)、トニの曲のときにもカミが出てたり、カミの曲のときにもトニが出てたりするので、常にステージ上にいる感じで、コンビ曲以外は出ずっぱりなので休む間ナシです。あ、ミミセンのときは3人だけだけど。イノッチの見せ場ってどこだ…?って同じく寝る前に考えたんだけど、特にコレといった見せ場はないのにかなり満足できてます。ブルースハープ吹くときの顔かしら…見せ場(笑)。

大阪城ホール 2001.07.28-30
大阪初日1回目は登場したと思ったらイキナリ喋りはじめた(でも『行くぞー!』とかそういうの)ので、演出が変わったのかと思って『前の方がよかったなぁ。』と思っていたら、ただ単に音が出なかったので場繋ぎしていただけだったようです(笑)。でもしょっぱなからそんなトラブルって…。

『愛のMelody』:やっぱりイノッチばっかり歌ってるんですが、ちょこちょこ他のメンバーも歌うようになってました。でも客席側から歌う曲としては、ちょっと歌い難い曲なので個人的には普通に歌って欲しいです。。普通には余裕で歌えるんだけど、大きな声で聞こえるように…となると難しい。高めで歌うと途中で苦しくなるし。

『Over Drive』〜『X,T,C, beat』:スクリーンで流れている映像の中で、長野くんと剛くんが乾杯しているワインの実態は『ぶどうジュース』らしいです(笑)。まさか本物だとは誰も思っちゃないけどね。
『X,T,C, beat』で健くんが追い詰められたところで、剛くん准くんがマシンガンをぶっ放しながら応戦。

『逃亡者 −FUGITIVE−』:20thがC.C.から走って逃げるという始まりなんですが、イントロ部分で伴奏が止まるところで、走っている足を止めて振り向く20thがギャグっぽくて大爆笑もの(笑)。アレはお腹抱えて笑えます(笑)。まだ見る機会がある人は必見。
『Over Drive』からここまでのテーマは『裏切り』。最後に銃を向け合う20th vs C.C.。緊迫してるところに健くん准くんが、味方であるハズの剛くんに銃を向け全員に撃たれて消える剛くん。消えた後もとどめを刺すかのように銃をずっと撃ってる准くんが悪魔のようです(笑)。

『雨の夜と月曜日には』:剛くんが『雨と夜と月曜日には』と歌っていて、それをツッコまれていたんだけど、剛くんはホントにそれまでずっと『雨と夜と〜』だと思っていたらしい…(笑)。ついでに『愛のMelody』の『True My Love』も『Two My Love』と思っていたとバクロされていました(笑)。
最初、坂本くん&健くん、長野くん&准くんで歌って、イノッチがソロで歌い始めたところで剛くんが『ストップ!』って止めて、イノッチを買収した後最初からもう一度歌う、という演出になっているんですが、その『ストップ!』のときにいろいろ遊んでてなかなか楽し気(笑)。『ストップ!…おすぎです。』とか。(とか言って『おすぎです』以外を覚えてないので、それしかなかったかも。。)
もう一度歌い直すときには最初から剛くんが歌って、途中の『週末まで〜』からサビ前までをイノッチが歌うんですが、剛くんが歌っているときに暗がりで変な動きをしているイノッチとか、イノッチが歌っているときにマイクを通さずに変な掛け声を入れてる剛くんとかが非常にツボ。一度だけステージの真横の席だったときには『びしょ濡れー!』と叫んでいる生声が聞こえました(笑)。剛くんは途中の『びしょ濡れのまま』という部分が好きらしいです(笑)。(←MCで言ってた。)基本的にこの二人、相手が歌っているときに笑わせよう笑わせようとしています(笑)。

ミミセン:『ANACHY IN THE U.K.』は名古屋初日に歌ったっきりになってたんですが、29日の2部で『ナニガナンデモ』を歌った後に准くんが『アンコールにお答えして…。』(もちろんそんな声は上がってません(笑)。)と言ったので、それからアンコールの声が上がるようになって、それから『燃えろ紅しょうが』の後にアンコールが上がるようになったので、この曲も復活。
その29日の2部では、それまでの段取りでは2曲ということに落ち着いていたので、うっかり20thもステージに出て来てしまっていたので、後ろのステージに座って応援してました(笑)。ヤンキー座りの坂本くんがとっても恐かったです(笑)。イノッチは曲に合わせて手が動いていたのが可愛かったなぁ。あと長野くんは普通だったかと…(笑)。

『ニコ(^ ^)ニコ』:途中で伴奏がなくなって歌だけになるところで、長野くん&剛くんのパーカッションコンビが邪魔しまくり(笑)。パーカッションコンビは変なことばっかりしているので、要チェック。その部分は最初イノッチが歌ってたんですが、途中(確か29日2部)から健くんが歌うようになりました。ちゃんと楽屋でイノッチと一緒に練習したらしいです。『ちゃんと練習したから歌えるよな?』ってイノッチがとてもお兄さんに見えました。…いや、ホントにお兄さんなんだけど(笑)。
一度歌い始めた直後にイノッチのマイクが緩かったらしく、ガクン!ってズレちゃったことがあって、長野くんが駆け付けて直してくれてあんだけど、歌いにくい方に歌いにくい方にってセットするので、イノッチに『もう(笑)!』って怒られて最初からやり直し。違うときにもブルースハープがズレて歌いにくい、って話をしていたら剛くんが『次から俺が押さえててやる。』って言ってたのに、結局それは実行されず。でもそのときも吹けないようにイタズラするんだろうな(笑)。

SUMMERメドレー:途中で花道で剛くん&イノッチ、健くん&坂本くん、准くん&長野くんのコンビに分かれて踊るところがあって、左の花道から長男トリオが歩いてくるんですが、コレがまた大変なことになっていて、剛くん健くんのケンカ(もちろん本気ではない)を胡散臭く(笑)止めに入るイノッチとかが、もうずっと客そっちのけで楽しそうです(笑)。健くんはそっちばっかり気を取られていて、慌てて坂本くんの所に走って行ったり。
途中でクレーンに乗って風船を割るところがあって、その風船を手にイノッチをバシバシ殴る剛くん&逃げるイノッチがとても素敵。それをやっていたのがクロール〜情熱のRainbowの間なんですが、風船以外にも剛くんがイノッチを倒して足を持ってグルグル引きずり回してたりするのに、情熱のRainbowが始まるとすぐに元に戻ってイキナリ踊り出すので、かなり笑えます(笑)。かなりギリギリ。

『Kick off!』:最後に小さいサッカーボールを客席に蹴るときに、イノッチがスタッフから投げて貰ったのをそのまま蹴り上げたら、ステージ上の照明にのっかっちゃって落ちてこなかったことが…。相変わらずこのバックで踊る20thはイイです。C.C.の曲なのにC.C.を見た記憶が全然ないのも問題アリかもしれませんが…(^_^;)。

Wアンコール『本気がいっぱい』:Wアンコールと言えば『WAになって〜』か『愛なんだ』かコレが定番。去年の『Don't Stop The Refrain』には燃えたなぁ…と思いつつ、やっぱりWは嬉しいので大盛り上がり。イノッチだけ上半身ハダカになってて、あまりの細さと肌のキレイさにうっとり。(変態か(笑)。)
最後は音もなくなって、彼らの声で終わり。でも、イノッチ:『また来てもいいかな〜?』ファン:『いいともー!!』イノッチ:『気持ちいー(笑)!』『大阪ラブ!』、剛くん:『ラブリーオンリー!』(?)『みんな愛してマスカット!』とかワケわかんない笑いの中終わってほのぼのでした。

真駒内屋外競技場 2001.08.12
V6にとって初めての屋外コンサートということで、新しい試みもチョコチョコあって、かなり新鮮な気持ちで楽しめました。MCでは、照明を暗くしてみんなで星を見上げたり。あとはやっぱりステージ上は虫がスゴかったみたいです。

●ゼンザーズライブ●
オープニング:『DO WE ROCK』(ブラピが出てるコーヒーのCMソング)が流れる中、今回のツアーTシャツでミミセン登場。

『ナニガナンデモ』:いつもの通り『森田森田森田』『三宅三宅三宅』『岡田岡田岡田』連発した後に、『坂本坂本坂本』『長野長野長野』と予想外の展開に、会場大盛り上がり。そのまま次に『井ノ原井ノ原井ノ原』と来るかと思ったら、そのまま終了(笑)。『おーい!』とツッコみながら、地味〜にイノッチ登場。今からでも遅くない!と一人で『井ノ原井ノ原井ノ原〜!』ってやってました(笑)。トニセンも同じくツアーTシャツを着ていたんですが、イノッチだけ胸に『闘魂』の二文字、背中に眉間にしわのある自画像(?)がマジックで描かれていて、剛くんに『だっせー!何だよそれ!』とボロカス言われてました。。

『Dahlia』:ミミセンで盛り上がった後『次、何歌う?』『さっきカミセン歌ったから次トニセンで。』『じゃあDahlia。』『お、今客席からもDahliaって声が。』ってことでDahlia。その後イノッチの『Dahlia(ダリア)はダリぃや〜。』に会場凍えてました(笑)。

『ニコ(^ ^)ニコ』:『じゃあ次は剛くんが決めてください。』と振られて、『じゃあもう一回Dahlia。』とか答える剛くんが非常にツボ。何やっててもみんな楽しそうです。伴奏がなくなって健くんが一人で歌うところで、やっぱりうるさいパーカッション隊(コンガ:長野、マラカス:森田)の二人。終わった後に『ポコポコポコポコうるせーんだよ!』とイノッチにキレられた長野くんは、逆ギレして『俺のことは何言ってもいいけど、叩くことに関しては言わないでくれ!』とか訳のわかんないことを言う始末(笑)。

『翼の設計図』:今回はアルバムに収録されているバージョンではなく、相撲部のときにフミヤさんが作ってくれたままのバージョンで。(ただ単に20thがそっちのバージョンしかできないからなんじゃないか、と思っている私(笑)。←トニコンで演奏していたので)
という訳でトニコン同様、坂本くんがドラム、長野くんがキーボード、イノッチがギター&ボーカル、カミセンは…ニコニコと一緒…じゃなかったっけ…?(全く覚えてないらしい。)あ、カミセンも歌ってたな。
曲の途中何気なく空を見上げたら黄色い(←自信ナシ)飛行機がステージの真上を飛んでいて大感動。(モニターにも映ってたらしいんだけど、それは気づかなかった)客席から沸き起こる歓声に、イノッチが満足げに笑ってました(笑)。本人は飛行機自体を見上げたりはしてなかったなぁ。

『Thank you』:ここでイノッチが自分達を『ゼンザーズ』と命名。彼的には『ベンチャーズみたいな感じで。』らしい…。ゼンザーズがここまでやってこれたのは、みんなのおかげ、ということでこの曲に。

『WAになっておどろう』『本気がいっぱい』:…とここまで全部生演奏だったのが、ここから普通にマイク持ってステージに散らばって歌う6人。ステージの正面側に日が沈むので、めちゃくちゃ夕日が眩しそうだったけど、明るいが故にこういった前座が見れてとても得した気分でした。
歌い終わって『あとはV6さんヨロシク〜!』『V6さんファイト〜!』とか言いながらはけて行きました(笑)。
その後コンサートでは異例の5分間休憩に。


●コンサート本編●
『SUMMERメドレー』:イノッチにいつもネタを振られて、『ハマーメドレー』だの『TUBEメドレー』だの毎回ボケるのに苦労している准くん。今回のネタは『細川ふみえメドレー』で長野くんが『ネコネコニャンニャン♪』だの『スキスキスー♪』だのちゃんとメドレーで歌ってあげてました(笑)。ちゃんと歌を知っている長野くんがスゴい。私あんまり知らない…。

『DANCE!! 〜Make The Party High〜』:この曲では蛍光塗料の塗られた(?)帽子や手袋なんかを使って、暗闇の中で踊ったりするのですが、剛くんが夜露で濡れたステージで転んで一瞬ステージ上から消えてました(笑)。

『over』:大阪に引き続き、またもやせり上がるステージに乗り忘れるイノッチさん。誰かに呼ばれて素で『あっ!』って顔をしてました(笑)。

アンコール:バックステージでメインステージの後ろから打ち上げられる花火に見入るメンバー。アリーナ席からは花火も見たいし、メンバーも見たい。ってことで前向いたり後ろ向いたり大変でした(笑)。でもメンバーも手を振りつつ花火を眺めてたもんねぇ。花火はスゴかったんだけど、そのまま『バイバーイ。』ってバックステージに消えて行っちゃったので何だか消化不良。。『俺たちが!ブーイシーックス!』をやらないと変な感じです(笑)。もう一度メインステージに戻ってくると思ってたんだけど。

その他:カミセンMCの途中に出て来たイノッチ。ステージの後ろの方で一人で虫と戯れていたのですが、健くんがそれを見て『あの人ホント、蛾みたいだよね。明るいところに集まってくるところが。』とポツリ。そんな話を全然聞いてないイノッチに『おいそこの青い蛾!』(イノッチの衣装が青だったので。)と呼び掛ける健くん。ようやく気がついて『え?蛾?』『蛾!』『蛾?』『蛾!』『蛾?』『蛾!』『…俺が?』『そう!』とたった一文字で会話を続けている二人が何だか面白くて大笑い。その他にも足下にいた蛾に『カズオ』と名前を付けて手懐けようとするイノッチや、口の中に虫が入って来たという健くん、モニターでものすごくでっかい蛾と2ショットにされる坂本くんなど、虫話満載(嫌すぎる…。)でした(笑)。
坂本くんの『フットルース』のような『東亜悲恋』のTVスポットを収録したらしいイノッチ。『俺だけはお前を守る!』とかいうファンにはたまらない(?)セリフ付きだそう。パンフレットの撮影では『泣いてください。』という指示が出て、共演のシューちゃんは自分のお気に入りの曲をかけて感情移入して泣いたらしく、何かかけますか?と聞かれたものの『俺も役者だし。』ということで(笑)何もナシで挑戦することに。その間有線が流れていたそうなんですが、あと少しで涙が出る!というところで郷ひろみの曲が流れて、せっかく出た涙はひっこんでしまったそうな。。


国立代々木競技場第一体育館 2001.08.21,23-28
代々木では7日連続公演という記録を狙っていたのが、22日の公演が台風で28日に延期になったため、6日連続でストップ。でもとりあえずフィル・コリンズの持つ4日連続という記録と、1回のツアーで11公演という最高記録(今まではユーミンの10回公演)を塗り替えたようです。


『雨の夜と月曜日には』:剛くんお気に入り(大阪レポ参照)のイノッチの『びしょ濡れのまま』の部分が『あ、びしょ濡れのまま〜♪』とちょっぴり演歌チックに変化してました(笑)。毎回剛くんが歌ってるときには後ろでイノッチが黄色い傘を持って変な動きをしてたりするんですが、イノッチが歌ってるときに剛くんがジャズ系のダンスを踊ってる回(これは27日だったかな?)が1回だけあって、なかなか貴重なものが見れたんではないかと。最後の方はやっぱりふざけてたけど(笑)。
この曲の前に自分が殺されるという演出が気に入らないという剛くん。もっと他の終わり方があるだろうと言うので、イノッチが聞くと『最後はみんなでキャッチボール』とか『和解してみんなで肩を組んでサライを歌う』とかおかしな回答ばかり(笑)。イノッチの何でキャッチボール?という問いには『たまつながり。』(弾丸=ボール)なんだとか。
その後ソロを歌いたいという剛くんに『俺だってソロを歌う為に坂本くん家に行って鳩サブレとかひよことか持って行ってるのに、そういうの何もナシでソロを歌わせるワケには…。』と剛くんが持っているアタッシュケース(札束&宝石入りの設定)をチラチラ見るイノッチの顔が鼻の下が伸びてて非常に不細工でした(笑)。

『Take it easy』:坂本くんの誕生日だったコンサート初日からずーーーーっとやっているくす玉割り。大阪までは普通に『坂本くん30歳おめでとう』という垂れ幕が出てくるだけだったのが、福岡からはスクリーンに『30歳と◯◯日』という映像付きになり、オーラスではついに『30歳と873時間20分くらい...』とかなり芸が細かくなってました(笑)。いつまでも誕生日をひっぱるのはどうかと思ってたけど、なかなか楽しかったです。もっといろいろひねって遊んで欲しかった気もするけども。

『キセキのはじまり』:曲の中盤でヘルメットかぶって頭に風船付けたりした人たちが、わらわらと花道に登場したので『え?今さらジュニア!?』とか思ったら、スタッフのみなさんでした(笑)。動きがぎこちなかったから、またジュニアのオーディションでもやってるのかと思った…。ちゃんと振り付けも覚えてやっていて面白かったです(笑)。メンバーもそんな演出は知らなかったらしく、ビックリした顔してました(笑)。

ミミセンコーナー:いつも『ナニガナンデモ』と『燃えろ紅ショウガ』をやったあとアンコールがあるんですが、26日の2部だけ剛くんが『SHODOとイノッチが日本語で作詞したANACHY IN THE U.K.とどっちがいい?』みたいなことを言い出して、沸き起こる井ノ原コール(笑)。それに応えてイノッチ登場。『空手チョップ』だの『回し蹴り』だの非常にバカっぽい詞で会場は大爆笑でした(笑)。大体の歌詞はこんな感じ。
道楽息子ケンカにまきこまれる(ANACHY IN THE U.K.日本語ver.)
♪右フック 左フック ヤツのパンチが俺に刺さる
 空手チョップ 回し蹴り マジで強い
 親父にも殴られたことないのに
♪お前の母ちゃんデベソ ヤツの言葉が俺に刺さる
 空手チョップ 回し蹴り マジで強い
 親父にも殴られたことないのに
 今晩の夕食はビフテキさ』
よかったら『ANACHY IN THE U.K.』に合わせて歌ってみてください(笑)。覚えてる単語を曲に当てはめて書いているので、ちょっと間違ってるところがあるかも。原曲の歌詞を知っている人は、替え歌っぽいことをしているので面白いかもしれない、って言ってたんだけど、知らないからわからない。。この詞はフジテレビの楽屋で書いていたらしいんですが、その書いた紙を准くんが忘れて帰った(わざと置いてきたという話もアリ。)らしく、書いた本人もちゃんとは覚えてない模様。呼ばれたのも突然だったしねぇ。。あんまりちゃんと歌えなくて終わった後に謝ってたんだけど、カミセンも『俺たちの伴奏がめちゃくちゃだった』と3人ともイノッチに謝ってました(笑)。確かにボロボロだったけど(笑)。
27日2部にはTOKIOの松岡くんが来ていて、1曲目が終わった後に准くんが『ラストの曲になってしまいました。』って言ったときに、手を叩いて大ウケしてたのも印象的。彼は非常にリアクションが大きいので、反対側の客席にいても反応がわかりやすかったです(笑)。

『ニコ(^ ^)ニコ』:オーラスで曲の準備をしているときに、剛くんがうひゃうひゃ笑い出したので何事かと思ったら、いつも剛くんがとうもろこしの形をしたマラカスを使っていたのが、本物のとうもろこしになっていたらしい…(笑)。イノッチは舞台袖で『今日は2本使うのか〜。』と思っていたとか(笑)。剛くんも律儀にそれを使って叩いて無理矢理音を出してたんですが、途中で飽きちゃったらしく、ひと粒ひと粒演奏中の准くんに投げ付けてました(笑)。曲が終わった後、准くんがそれを拾ってたんだけど、それを見てたらそのまま食べちゃいそうでビクビク(笑)。いくらなんでもそれはないか…。ちなみにもちろん健くんが伴奏ナシで歌うところは今まで使っていたもろこしマラカスを使ってジャマしてました。。

『SUMMERメドレー』:お馴染みのネタ披露コーナーでは准くんだけでなく、剛くんや健くんも参加。でもただネタを振るだけだったけど(笑)。『館ひろしメドレー』『尾崎豊メドレー』はイノッチ、『横浜銀蠅メドレー』は坂本くん、『菊池桃子メドレー』は長野くん。菊池桃子メドレーのネタを振ったのは健くんだったんだけど、最初に『伊東家つながりで。』と前置きしたので、みんな何が来るんだろう…とビクビクしていたような気が(笑)。『伊東家』→『五月みどりさん』→『西川哲さん(五月みどりさんの息子)』→『菊池桃子(西川哲さんのお嫁さん)』ということだったようなんですが、あまりにも遠すぎるよ、健くん…(笑)。あと、准くんの『ハマーメドレー』も健在で、いつもは『ハマーメドレー!』と言うと、みんなが踊り出してくれるのに、今回は准くん一人で踊ってて(しかも2回言って2回とも准くんだけだった(笑)。)『なんでみんなやってくれへんの?』と悲しそうな准くんがツボ(笑)。2回もやってる准くんを見て、剛くんが面白がって『お前それでステージ1周してこいよ。』って言ったんだけど、『めっちゃ時間かかる。』ってことで却下。(当たり前か(笑)。)
あと相変わらず曲の間に変なことばっかりやっている剛くん&イノッチ。『夏のメモリー』の坂本くんや長野くんのソロのところで掛け声を入れたり、『情熱のRainbow』の前にステージに戻ろうとするイノッチを剛くんが邪魔したり、剛くんがイノッチのズボンの裾をめくって靴ヒモを引っ張ってほどいたり。『あぁっ!』って感じで結ぼうとしてたんだけど、曲が始まっちゃってそのまま踊り始めてました。…てホントにほどけてたのかどうか確認してないんだけど。

『Kick off!』:相変わらずパキパキ踊るイノッチがとても素敵。メインステージからセンターステージに移動するときに『キックオフ』って歌詞のところだけ歌ってたイノッチが何となく可愛かった…(笑)。それがわかるような席が代々木で初めてだったので、今さらだけど発見して嬉しかったです(笑)。

Wアンコール『Hello』:ようやく念願の『Hello』を聞くことができて大満足。普通にステージを一周して普通に終了(笑)。今回のツアーは伴奏が終わってもステージ上にいたので、メンバーの声だけなのがちょっと寂しいかも。でも終わってもまだいてくれる、っていうのはすごく嬉しいです。

トリプルアンコール『Thank you』:イノッチのギターを伴奏に、6人で『Thank you』を。まさかトリプルまであるとは思ってもみなかった(あっても出て来て手を振って終わりだと思ってた)ので、何だかちょっと感動しました。最後はそれぞれステージにある6つの扉の中に帰って行ったんですが、健くんが色紙にでっかくスマイルマーク、ひっくり返すと裏に『またね!』って書いたのを扉からちょこっと覗かせて、客席に投げてました。スクリーンにその色紙だけが映ってて、ほのぼのした感じの終わり方になったんじゃないかと思います。余談ですが『またね』が『まだね』に見えて、『え?まだあるの?』と思ったのは私だけじゃないハズ…(笑)。『た』の上に『V6』って小さく書いてあったから、『゛』に見えたんだもん。。

その他:オーラスではステージ上で記者会見が行われました。『コンサートの初日が坂本くんの誕生日で…』という話をしたかった長野くん、『コンサートの初日がコンサートの初日で…。』とそのままのことを言ってしまい、『当たり前のことを言ってしまいましたね(笑)。』と自分でツッコんでいました(笑)。言い直そうとして『コンサートの初日が坂本くんのコンサートで…あれ?』とまたまたマジボケ。坂本くんが『ここはぜひ放送してください』というようなことを言ってたけど、放送されたんでしょうか?

感想まとめ
今回は6周年、6都市、6人だけのコンサート、ということでV6らしく6づくし。今までこれでもかというほどジュニアがたくさん出ていたのが、今年はバックバンド以外はジュニアは一切出演ナシ。6人だけというのが発表された当初はいろんなことを言われていたけど、見た人の印象に残る素晴らしいツアーだったと思います。曲や演出が目立ってどうっていうのはそんなにないんですが、変なところで凝らずに今回のようにシンプルにV6の歌とダンスを楽しめるコンサート、というのを今までずっと待っていたような気が。
今回は生歌だったし、ダンスもたくさんあるし、ほとんど全員出ずっぱりだし…でかなりの体力がいったと思うんですが、最後まで誰も大きな怪我をすることも途中で誰かがダレることもなく、最後までキッチリ楽しませてくれてホントに嬉しかったです。まぁ…それが当然と言えば当然なんだけど(笑)。でも当然とは言ってもそれを実行するのは大変なことだと思うしね。
それにしても今回ほど多くの人に好評だったツアーってないんじゃないでしょうか。だからと言ってこれで満足せずにまた今回以上のコンサートを見せてくれることを楽しみにしてます。




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