井ノ原快彦21歳を迎えて

  はい。今夜はいつもやってる『いつかの風景』をお休みしまして
  私井ノ原の5月17日で21歳に誕生日に…何言ってんだ?
  5月17日から21歳になりました。私、井ノ原が一人で自分について語ります。
  スタジオには私一人です。
  えー、まぁそうですね、21歳。20歳のときはですね、そんな実感なかったんですけど
  何か…そうですね、20歳の誕生日のときは私病院にいまして。入院してました。
  そんなときにいろいろ考えることがあったんだけど、行動に移すことができなかった
  んですけど、最近になって行動に移すこともできるようになったかなぁ、と。
  それは一つの成長ですね。うん。
  21歳の誕生日にですね、自分に『頑張ったね』って意味を込めて
  誕生日プレゼントを買ったんですよ。
  それなんかねぇ、高価なものではないんですが、マジンガーZのでっかい人形。
  ジャンボマシーンだ。
  これがですね、僕の部屋とマッチしてまして、すごくいい感じなんですよ。
  そんなことはいいんですけど。
  自分にね、プレゼントを買った限りは21歳を楽しくしなきゃいけないということで
  これからもV6として頑張っていかないといけないし、自分一人でもやりたいこと
  たくさんあるから、やっていかないといけないし。
  やりたいことって言えば、今エッセイ書いてるんですよ。
  『SEVENTEEN』って雑誌で、それもどんどん内容も大人っぽくなっていくんでは
  ないかと。
  これから僕らどうなっていくのか考えると限りないんだけど、夢では6人ずっと
  仲良くやっていこうと思ってるんだけど、現実だとどうなるのかと考えると
  やっぱりみんなが先を見なきゃいけないな、と。
  それぞれやりたいことも違ってくると思うけど、そこらへんでお互いのことを
  よく理解していて、いい仕事をしたり、今までみたいな仲良しこよしじゃなくて
  いい関係になれたらなぁ、と思います。
  これは私井ノ原快彦の21歳の願いというか思いですね。
  21歳になって今年をどういう年にしたいかというと、ケガしなきゃいいです。
  ケガしないで健康でやりたいことやれば、それでいいと思います。
  大人じゃないですけど、大人になった訳ですから人様に迷惑かけないような
  『私生活でも仕事でも人様に迷惑かけなけりゃいい』と父親にも言われました。
  そういうことで、そういう意味でも自立しなきゃいけないなぁと思います。

JFN系FM“V6 Next Generation”('97年5月17日放送)より



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